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主にジャンルの偏った本の感想

2018-01-01から1年間の記事一覧

もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか

私がこれからの人生、危惧していること。 旦那様の海外転勤。 『もしも高校四年生があったら、英語を話せるようになるか』金沢優(幻冬舎) 中学校の英語教師、桜木真穂。 彼女は英語の読み書きは完璧に出来るが、英会話はほとんどできない。 いくつもの英会…

校閲ガール ア・ラ・モード

やっぱり出版社とか本屋さんの話は おもしろいなぁ。 番外編のようなものだったけど。 『校閲ガール ア・ラ・モード』宮木あや子(角川書店) 校閲ガールは一か月前くらいに読みました。 石原さとみがドラマしてて めっちゃかわいいなぁって思ってた。 ドラ…

BUTTER

バターのように密度がたっぷりの どろどろのお話でした。 胃が重い。 『BUTTER』柚木麻子(新潮社) 敏腕女性記者・里香が 連続不審死事件の被告人・梶井を 料理を通して心をかよわせていき、 やがて訪れる真実や結末に震える。 って感じなのかな。 とにかく…

真夜中乙女戦争

読了。 いろいろなことを考えた。 『真夜中乙女戦争』F(KADOKAWA) amazonのブックランキングで しばらく上位に入ってたよね。 しかも高評価。 でもあらすじとか読んでも え?どんな話なの?となった。 調べると、その前の著作に 『いつか別れる。でもそれ…

花魁さんと書道ガール

飽きちゃわないうちに次も書いちゃおうかなって。 前の記事の本の、前に読んだ本です。 『花魁さんと書道ガール』瀬那和章(創元推理文庫) なにを隠そう、私、創元推理文庫のファンでして。 きっかけは米澤穂信さんの『古典部シリーズ』と、 『小市民シリー…

あの夏、二人のルカ

本に携わる仕事を始めて、始めたこのブログ。 いろいろあったことは別の記事にするとして、 この作品を読んでブログのことを思い出しました。 『あの夏、二人のルカ』誉田哲也(角川書店) もともと地元新聞の書評欄に紹介されていた作品。 誉田さんといえば…